今回で4度目となるオーストリア、どうしてこんなにも私を魅了するのか・・・?
何故、毎回同じところに?聞かれても答えられないのです。
結婚30周年記念ということで(まだ28年なので少し前倒しににはなりますが)
主人と二人で8泊10日の旅をしてまいりました。

クリスマスシーズンを味わってみたいというのがひとつの目的。
もうひとつは、ガイドブックにはない路地裏や小さなお店を探訪してみたいというのが狙いでした。
狙いは的中。どちらも魅惑的で新たな発見を沢山致しました。
写真も撮るも撮ったり千数百枚!
いわゆる名所の写真は殆ど撮らずに窓や壁の模様だったり、カフェでの一場面であったりと、
それはもう自分の心に“素敵!”と感じた物を端から撮ってきたというような感じでしょうか。
そんな訳でこの旅行記も133枚になってしまいました。
見て下さる方、どうぞ気長に気の向くままにごらん下されば幸いです。

ザルツブルク夜景
初めてのオーストリア航空。機内からもう気分はオーストリア♪とはいえ大嫌いな飛行機に乗り込む直前は気分が重い。
あぁ、旅行やめておけば良かったかなぁ・・・
今回はウィーンで乗り継ぎザルツブルクへ。
列車で約3時間のところ飛行機だと50分で行ける。
(ところがこれがプロペラ機でおもちゃみたい)
Stopoverでウィーン&ザルツブルク間の片道の時間と交通費を節約。
空港からバスを2回ほどの乗り換え。
ホテルの場所が旧市街の奥まったところにあったためにわかりづらく探して探してホテルにたどり着いたのが7時半。
クリスマスマルクトは9時頃まで開いているというのではやる気持ちを押さえてまずはスーツケースを部屋に置きともかく外へ飛び出した。
素敵!!!やっぱり来て良かった。
(飛行機の怖さがどこかに行ってしまう瞬間)

 どこの小径にもみの葉とライト、なんてロマンティックなんでしょう。
素敵で寒さなんかな〜んに感じないわ!
さて、明日からがあるから今日はもう休まなくちゃ。

ザルツブルク・ホーエンザルツブルク城付近
近代的なCityホテルよりも古いホテルが好き。
古くてもお掃除が行き届いていてとても清潔なので気持ち良く泊まれるし
厚い石壁の窓辺のさり気ない飾りが素敵だったり…

 一夜明けて外はうっすらと雪化粧。
なんて綺麗なんでしょう!
ザルツブルクはオーストリアの中でも特別の場所。
可愛らしくて、気品があって、凛としていて、清楚で、エレガント。
私の稚拙な言葉では形容し難い。
訪れる回数を増す毎に私を魅了し続ける小さな街。
いままで観たザルツブルクで一番の感動。心が洗われるように美しい。

 ザンクトペーター教会の墓地。
この辺りはアイアン細工に伝統あって色々なところに使われている。
ケルト文化の名残のくるくるとした曲線。
どのデザインも素晴らしくお墓なのに思わずパチリ!
岩山をくり抜いて作られたヨーロッパ最古のレストラン「ザンクトペーター・シュティフツケラー」の入り口。
街の至る所に生のもみの木が飾られているので良い香りが漂っている
こちらの方はビニールで出来たもみの木なんてきっとご存じないわね!

 さて、いよいよクリスマス市。
こちらでは「クリストキンドルマルクト」(こどものキリスト)と呼ぶようです。
クリスマス・グッズのお店、飲食店、手工芸品のお店、お菓子のお店などが
並んでいてどれもみんな欲しくなってしまう〜
ここはオーナメントのお店

 お店ごとにイメージの違ったものが。
ここはブルー&ホワイト、クリスタル、シルバーといった
Snowをイメージする感じ?
生花のリースやクランツもひとつひとつ手作り。
毎年これをお家に飾れるなんて、
ザルツブルクの人はなんてうらやましいのでしょう〜!


 アドベント(待降節)はクリスマスまでの4週間を日曜日(主の日)ごとに1本づつキャンドルに火を灯してクリスマスを待つというもの。
アドベントクランツ(丁度リースを横にした感じ)を多く見かける。
でも、こんな感じに4本を一列に並べるのもテーブルの形にあっていて良いわ!
今年はどれにしようかねぇ、、なんて会話をしているのかしら?
チロルの民族衣装風のジャケットのおじさま。
こちらではこんなお洋服を日常に着ている人が沢山いる。

 おばあちゃん、それ何にするの?
リースの飾り付けをするのよ。
一緒に手伝ってちょうだいね。
お買い物が済んだら後で甘いお菓子を買ってあげようね。
プレッツェルの屋台。塩味だけじゃなくて色々なお味があるのね〜

 「先生、もっと下さいな。いつの間にかお口の中でなくなっちゃうの」
綿菓子をちぎってもらっていた可愛い幼稚園(?)のこどもたち
社会科見学の一環?街でこんな子供達を沢山見かける。

ザルツブルク旧市街・お店と小径
馬車とバロックスタイルの広告塔、そして石畳。
“ヨーロッパ気分”を満たしてくれるときめきの3点セット。

 旧市街は建物を通り抜ける迷路のような路が多い。
そこを行ったり来たり。
意外なところにおしゃれなお店を発見したりして楽しい。
こんな民族衣装のお店があちこちに。着てみたいなぁ。
でも日本に買って帰っても着るシーンはないし…
チロル風の民族衣装大好きなので、毎回来る毎に必ず写真を撮ってしまう
今は季節柄クリスマスカラー一色。


 かと思うと広場には八百屋さんあり…
新鮮で色がきれい!見たことのないお野菜があるわ。
いちごを買ってホテルで食べる。甘い!
お花やさん
こんなに沢山のバラ、誰が買うのかしら?
おじいさんがおばあさんにプレゼントする?
うん、あり得る!!
この街ならそんなロマンチックなおじいさん居そうだわ。

 インテリアのお店の地下。(この他にも沢山!)
トイレをお借りしようと降りていったら・・・(笑)
わ!こんな隠れた所にドールハウスのコレクション。
私だったらお店の表にドーンと並べておくのにネ。
「見てみて〜!」って。
見上げればまるでアイアン看板のギャラリーのよう。
昔の人は文字が読めない人が多かったので絵を看板にしたのだそう。
ガイドブックにも必ず登場する有名な「ゲトライデガッセ」
モーツアルトの生家もこの通りにあります。
世界で一番美しい通り、と称した本もあり。

 鍵やさんの看板?
それにしてもアイアンのデザインって
どうしてこんなにも惹きつけられるのかしら?好きだわ〜
お食事は何を?
ドイツ語メニューわからないし、
このお値段でどの程度のお料理なのかがよく分からない。
面倒なのでついこんなテイクアウトのレストランに入ることが多い。
でもこのシーフードレストラン「NORDSEE」(何て読む?)おいしい。
ウィーンにもあるチェーン店。
時にはこんなところでパンを買って立ち食いもしちゃいます。
だってとても良い匂いがするんですもの。
お菓子屋さん(コンディトライ)「FURST」
淡いピンクとお店の構えが可愛くて!!
こちらはお薬屋さん(APOTHEKE)といっても
ハーブやアロマを調合してくれる?薬局なのかしら?
これなら私もお薬のお世話になりたい!!
だって、ほらこんなに素敵なパッケージ!
これはお薬ではないのかな?
ザルツブルクで良くみかけるピンク×グリーンの組み合わせ。
この街で気になりだしてからこの色合いを自分のテーマカラーに決めました。
お洋服・お店の作り・そしてこんな風にショーウィンドウにも。
私もこの色合いのセーターを一枚買いました☆
モーツアルトの生家の前の小さな広場にある小さな可愛いレストラン。
ここに入ったらそのままメルヘンの世界へ行ってしまいそう。
でも、入ったことないです。帰ってこられなくなりそうだから…
バロック調の窓のデザインが気になって他にも沢山写してしまいました。


ザルツブルク新市街・カプツィーナベルク

カプツィーナベルクへの登り坂。
ガイドブックには載っていない素顔のザルツブルクの魅力。
こうして宿り木を窓や家の入り口に飾っているのを沢山みかけました。
クリスマスに飾るのは生命力の象徴という意味でキリストを表す・・・?
「グリュースゴット」(神様の祝福がありますように)
オーストリアのこんにちは、のご挨拶。
ザルツブルクで何度もお見かけした修道士のおじいさん。
重そうなバッグにはパンがいっぱい入って…
貧しい人に分けてあげているようです。
お店のお二階のところにもこんな風にして飾り付けをするのねぇ。
これみ〜んな生のもみの葉。ひとつひとつワイヤーで縛り付けている様子。
お店はアンティークショップでした。

ザルツブルク新市街・ミラベル庭園
ミラベル庭園の入り口。
この中にバロック美術館、噴水(冬なので止まっていた)、花壇…
わくわくする入り口
庭園への脇の入り口。ワンちゃんがとぼとぼと、ひとりでお散歩なの?
♪ドミミ・ミソソ・レファファ・ラシシ〜♪
サウンドオブミュージックのシーンに使われた階段。
映画の中で私が一番好きな映画。



ザルツブルク新市街・ミラベル宮殿
どうしてこんなにも素敵な光景が街中にあふれているんでしょう!
モーツアルトもここで演奏したというミラベル宮殿、
マルモアザール(大理石の間)。
金細工模様と大理石の配置が美しい。
漆喰模様も。ヨーロッパ独特のこうした模様に毎日触れて暮らせたら…憧れ。
天使の階段。パノラマでお見せできないのが残念!
本当は階段の昇降が全て天使に取り囲まれたギャラリーのようなのに。
 旧市街と新市街とを分けるザルツァッハ川添いにたたずむホテルザッハー。
カフェのメニューがおしゃれ。でもドイツ語メニュー読めない(涙)
ザッハーと言えば…当然これ!ザッハートルテ!!
甘過ぎるのかな?と思ったら、いえいえ柔らかいお味でとてもお上品で
おいしく最高のお味だわ。
コーヒーはメランジェ。
主人が本を見ながらドイツ語で注文をしてみると…
黒い制服に白いエプロンのお嬢さん、
にっこり微笑んで「はい、かしこまりました」と答えたかどうか…
アプフェルシュトゥルーデル。コーヒーはブラウナーを注文
ホテルザッハーのショーウィンドウ。
ロゴ入りのグッズがあったのね〜。
写真に撮ったくせに帰国してから気がついた。
何か欲しかったわ〜

ザルツカンマーグート
“ザルツブルクの魅力は市内だけでは半分しか味わっていないようなもの”
こんなコメントがガイドブックにある。
バスで30分ほどのところに美しい山並みを背景に湖の点在する湖水地方。
緑豊かな季節の美しさとはひと味違う清楚な空気感に思わず深呼吸〜
湖畔の教会の塔。こちらではありふれた景色なのかもしれない。
私には塔の青銅色と手前の淡いピンクとイエローの壁とのコントラストが
素敵に映る
ここでもクリスマスマルクトの屋台が。
バロック壁画を思わせる天使の絵がとても可愛い。
走っている車の中から撮影したのでぶれてる〜
この小さな湖畔の街の名は「ザンクトギルゲン」
あら?ここはどこ?市内から出ているパノラマツァーで回ったので
ひとつひとつの小さな街の名前がわからなくなってしまったわ。
でも、とても可愛いので(写真は多分ホテル)旅行記に載せておきましょう
多分…確か…、、ザンクト・ヴォルフガング。
オペレッタ「白馬亭」の舞台になったというホテル。
でもこれってどんなストーリー?
それに白い建物を想像していたらなんと真っ赤!?
ホテルの前で何を見てらっしゃるの?
オーストリア独特の厚地のコートのおじさま。
窓辺のバスケットの飾り方が素敵。これならちょっと真似できそうだわ。
冬のせいか観光客が殆どいないのでお店もみんな閉まっている。
“う〜〜、寒い、ブルル”「何か暖かいものでも飲みたいね」
やっと開いていたカフェ。
「暖まるものを何か・・・」と進めていただいたのがこれ。
紅茶+スパイス+ラム酒+レモン+お砂糖(多分)
甘くて熱々でとっても美味しかった〜。
でもお飲み物の名前わからないまま。
夜のザンクトギルゲン。
実は先のツアー前日にポストバス(路線バス)で出掛けて
バス停を間違えて降りてしまったために偶然出会えた光景。
「ここに行きたいのですが」「あ!ここはもうひとつ先のバス停だよ」
誰もいない寂しさとは裏腹に
メルヘンの世界に一人(二人)迷い込んだような幸せな空間。
ツアーで行かないとこんな失敗が、思いがけないラッキーになることも。
終バスを待つ間の1時間。
もう2度と出会うことはないこの光景をしっかりと胸に刻んで。

ザルツブルグ駅
ヨーロッパの駅って大好き。何故かワクワクする。
さて、ここからウィーンへECで約3時間弱。
この写真、夏の日差しのようだけれど、冬!

はい、2ショット!待ち時間がひまだったので撮ってみた一枚。
とりあえずけんかもせず仲良く旅をした思い出に・・・

ウィーン・美術史美術館
ホテルに着いて一息入れる間もなく
まずは「美術史美術館」へ。
木曜日は7時まで開館しているのでゆっくりと観られる。
ルーベンス・クラナハ・レンブラント・ベラスケス…
一日居て観切れない程の見事なコレクション。
模写をする人。この他にも若い女性も描いていた。
日本の美術展といえばメモさえもボールペン禁止鉛筆で、なのに。
この違いは何??
初めてここを訪れたときにしばらく離れられなくなってしまった絵。
ブリューゲル「雪中の狩人」
し〜んと静まりかえった中にかすかに聞こえる人々の営みの音。
中央ヨーロッパの中世の暮らしぶりの中に
狩人と共に入り込んで行ってしまいそうな空間表現に魅了されてしまった。
何度観ても心打たれる一枚。

ウィーン・クリスマス市
ウィーンで一番規模の大きい市庁舎前のクリスマス市。
ヨーロッパ中から観光客が訪れて、にぎわっている。
クリスマスを祝う・喜ぶというよりはお祭り気分?!
ブルク劇場の前から市庁舎をバックに走ってきたトラムをパチリ!
とてもウィーンらしさを感じたので。
フェステル宮のパッサージュ。
両側にはアンティークショップやアクセサリーのお店が。
こんな抜け道を通って通勤が出来るウィーンっ子がうらやましい。
先程のパッサージュを通り抜けて、フライウングのクリスマスへ。
小さくてほのぼのとした雰囲気で良い感じ。
市庁舎前のよりも落ち着くかな?
どこでもクリスマス市の広場に近づくとある匂いがたちこめている。
その正体は下のカップの写真にあり。
白くて綺麗なオーナメント。
「欲しいなぁ…」「持って帰る時に割れちゃうよ!」
何度この会話を繰り返したことか。
「綺麗だわ」「割れたら悲しいよ」
そうだけど・・・
結局、最後に刺繍された布のオーナメントを買うことで一件落着。
広場毎に違うカップで飲むPunschプンシュ。
暖かいワインにオレンジジュースとリキュール、砂糖、柑橘類、オレンジピール、クローブ、アーモンドの欠片、スパイスをたっぷり、
時には紅茶、ブランデーやラム酒など、お店によってレシピも少しずつ違う。
温めてあるのでアルコールは殆ど飛んでいる。
寒いのでみ〜んな飲んでいる。だから私達も毎日飲みました。
酔わないからネ♪

ウィーンのホテル
ホテルの朝食。この日から朝5:30起きをすることに。
夜が早くてもう4時頃には暗くなってくるので
早起きに切り替え。
パンがおいしくて、ハム・チーズもおいしくて朝からお腹いっぱい!

ウィーンでもやっぱり古いホテルに宿泊。
これは多分19世紀末のウィーンを描いた壁絵。
他にもアンティークな装飾があちこちに。
モダンなホテルでは味わえない魅力。
ホテルの車寄せ。毎日ここを一歩出ると
「さぁ、今日は何に出会えるかしら…?」と楽しみが始まる。

ウィーンの朝の街の景色
ヨーロッパで見かける広告塔。
この始まりは何?ちょっと調べてみたくなった。
後ろに見えるのが泊まったホテル「レジーナ」
影は写真を撮っている私。
多分ウィーンの人たちが利用する乗り捨てのレンタル自転車かな?
エコなのでしょうね・・・
朝のヴォティーフ教会。空気が澄んでいて清々しい。
毎日ホテルから出掛ける時に目にした光景。
近代的なデザインの新しい車両よりも、この赤・白ツートンの丸形が
ウィーンらしくて好き。
ずっと残して欲しい。

今回の目的のひとつ。裏通りの小路を歩くこと。
メインストリートにはない顔に出会える。
散策中にふと出会った階段。
街全体が建築物の博物館と言われるだけあって
階段まで凝っている。

毎年元旦にニューイヤーコンサートが行われる「楽友協会」
コンサート聴かなかったし、ガイドツァーもタイミングが合わなくて
中に入れなかったのが残念。
次回こそは・・・(いったいいつのことやら?)
王宮入り口のミヒャエル門。
エレガントで美しい。何度観てもため息が出る。
哀しみの王妃エリザベート(シシー)も暮らした王宮。
“シシーはいったいここで何を思ったのかしら…?”
と思いを馳せる。
王宮(ホーフブルク)の中は「銀器・食卓調度品博物館」他が入っている。
いったいどんな人々がどんな暮らしぶりでこんな食器を使ったのかしら…
使わないままのものもあったのでしょうねぇ・・・
一つ分けて下さらないこと?
こちらはマイセン。このほかにも日本の古伊万里や中国のもの等、
世界中の贅を集めた食器が納められている。
ハプスブルクの壮麗さを垣間見るコレクション。
シシーミュージアムにも入ったけれど、写真撮影禁止なので
一枚も写真ナシ!
王宮門の中にあるプチポワンのお店。
繊細な刺繍は宝石にも匹敵するお値段。
お店ごと買い占めてしまいたくなるくらい綺麗!
王宮門の前にあるカフェ「グリーンシュタイドル」
その昔作家達が多く集って文化の華を咲かせた由緒あるカフェ。
中はこんな感じ。混んでいて入れなかったので許可をいただいて写真のみパチリ。
必ずいるモーツアルトのストリートパフォーマンス。
同じ人?でも見る度にお衣装が違う。
今はクリスマスシーズンだから全身ゴールド?と言うことで
派手〜!
カフェ文化発祥の地とまで言われるウィーンに図々しくも堂々と
数年前にオープンしたスタバを何件も見かけた。
でも、これはこれでウィーンの人々に受け入れられているらしい。
そういう私達もここに入ってコーヒーを飲んでいたら…
さっきのモーツアルトさんも入って来てコーヒーと何かを買っていた。
でもちゃんと歩き方もパフォーマンスをしていた。さすが(笑)
王立図書館。あまりの見事さ壮麗さに言葉が出ない。
写真では写しきれないのが残念。
内装の作りそのものが美しくて本の展示をした美術館と言ったら良いのかしら。
ダメだわ。言葉が見つからない。表現力の乏しい私…
ウィーンのシンボル、シュテファン寺院。
前回来たときは真っ黒だったのに、修復(お掃除?)がなされて
綺麗になっていたのにはビックリ!
でも、少し残念。私の中でのウィーンには
グレーのベールがかかったようなイメージがあったので。
シュテファン寺院のこんなところにもクリスマスクランツが。
ここの部分はまだ汚れたまま。でもこれが良い!と独り合点。
それは長い間の歴史の重みを感じるから。

ウィーン・のみの市とナッシュマルクト
U−Bahn(地下鉄)ケッテンブリュッケンガッセ駅下車。のみの市。
壊れたラジオ、手の取れたお人形…こんなものいったい買う人いるの?
と思う物も沢山。
冬のせいか毛皮のコートも多く見かけました。
でも、ちょっと〜、ねぇ、、本当にのみが出てきそうで。
欲しいと言えば、あれもこれも、でもスーツケースに入れて持ち帰ることを
考えると慎重に。
お遊び感覚で値切ってお買い物をするのを楽しむ程度が丁度良いみたい。
私はアウガルテン「マリアテレジア」と
ヘレンド「ウィーンのバラ」のバスケット編みの小物入れ、
シルバーカトラリーを買いました。
値切り交渉?頑張りましたよ〜!
でもね、もともときちんとしたブランドのものはあまりまけてくれないの。
多分、こんな雑器は交渉次第でいくらでもお安くなる?のでしょうね。
リネンのお店。ここの前で慣れた手つきでお品選びをしている日本人女性が。
前回より、良い物がなくなっていた気がするのは
きっとネットでアンティークなどを扱うご商売の方が
あちこちで買い占めてるせい?ちょっと感じ悪かったです。
のみの市のすぐお隣にある、ナッシュマルクト。
食べ物ならなんでも揃うウィーンの台所と呼ばれている大きな市場。
混雑してました。みんなクリスマスのお買い物かしら?
ナッシュマルクトには簡単なお食事がいただけるレストランもあって
市場だけにおいしくてお安い。
これはケバブ、一人前で充分なので二人で分けて食べました。
ここでもプンシュ飲んでる〜!昼間なのに!寒いからね(言い訳?)
通り沿いにびっしりと立ち並ぶお店。
こちらはドライフルーツのお店。
何となく可愛い色合いだったので写してみました。

ウィーン・世紀末芸術
のみの市とナッシュマルクトの目の前にある世紀末建築の傑作。
左「マヨルカハウス」と右「メダイヨンハウス」
バロックやゴシック建築に交じって
こうした世紀末建築が見事に融合しているのがウィーンを魅力的にしている。

同じく世紀末(ユーゲントシュティール)建築のひとつ。
カールスプラッツ駅。
駅の扉のデザインがユーゲントシュティールを象徴している。
ベルギーに端を発した芸術運動。
イギリスのアーツ&クラフツ、そしてパリのアールヌーヴォーから
一番遅れて最後に到達したのがウィーン。
アールヌーヴォーのくねくねとした曲線がここでは直線を備えることになる。
それは丁度ウィーンでは建築ブームであった為に
建物の内装としてのデザインということで
必然的に直前を使うことになった、のだそうです。
(ちょこっとだけお勉強しました)
ここがその本拠地となった分離派会館(ゼ・セッション)活動の中心メンバー、クリムトの「ベートーベンフリーズ」が地下に展示されている。
“美しい絵”とは違うので、これに感動するにはちょっと予備知識が必要かも。
そういう私はクリムト好き、とは言え「う〜〜ん素晴らしい!」
とはなりませんでした。情けない・・・
様々な建築様式を採用しているので建築を目指す人は必見、という
カールス教会。見事な建築です。
それにしてもウィーンにはこの屋根のような青銅色のグリーンが多い。
そのためこれを「ウィーン色(しょく)」とまで言うのだそうです。

ウィーン・グリンツィング・ホイリゲ
さて、この日の夜は念願のホイリゲへ。5時半でもう真っ暗。
本当は葡萄畑を観ながら外でお食事とワイン、をイメージしていたのですが
冬だから仕方ない室内で。
ウィーン市内からトラムで30分くらいのところにあるウィーンの森。
取れたての葡萄で作られたワインを飲ませてくれるレストラン(ホイリゲ)が
立ち並ぶ一画がある。
ウィーンの人たちの憩いの場らしいです。
でもちゃんと聞きたかったシュランメル音楽も聴けたし、
ワインもお食事もおいしくて、幸せ、幸せ♪
シュランメルは陽気でメランコリーな独特のメロディー。
とてもウィーンらしい気分にさせてくれる。
私達のような観光客に慣れているせいかとてもフレンドリー(?)
「はいはい、チップはここにどうぞ」とにっこり微笑んで。
バイオリンの弦に挟ませていただいた(写真に見える紙はユーロ紙幣)

ウィーン・路地裏の小径
残すところあと数日。
せっせせっせと裏の小径歩き。
少し坂を上がったところにある
バスクァラティハウス(ベートーベンが住んだことのある家)に向かう小径。
この通りにある古いレストラン「オーフェンロッホ」
で最後の夜のお食事をしましたっけ…
暗くて殆ど写せなくて残念。
でもゆれるキャンドルの灯火で
ゆっくりといただいたお食事は最後の夜にふさわしく
とてもロマンチックでした。
わ!すごく美化してる〜(笑)
沢山、路地裏を歩いたので次第に名前がわからなくなってくる。
でも大丈夫!通りには必ずこんなプレートが掲げられているので。
ここはクレントガッセ。
創業1542年の老舗パンやさん「グリム」もこの通りに。
表通りは人が多くてごった返しているのに一本裏にはいると
こんなに静かで素敵な場所が。
これを観ると観ないではウィーンの魅力は大違い!!
中世にタイムスリップした気分♪
ここはバロック期の商人の館が建ち並ぶナーグラーGasse(小路)
又、窓の写真を撮っている!!
だって、この装飾たまらなく好きなんですもの!
こんな素敵な老夫婦がよく似合う街。
エステルハージー伯爵のお屋敷をワインセラーに改装したレストランの前で。
ウィーンの街を「老貴婦人」のよう、と形容する人もいる。
落ち着きと気品のある街という意味で、まさにぴったりの表現だと思う。
表通りのグラーベン通りはこんな感じでとても広い。
まだ朝なので人通りもまばら。
名品店やブランドショップが建ち並ぶ。
奥に見えているのはペスト記念柱。
グラーベン通りの夜。
大きなシャンデリアのようなイルミネーション飾り。
色は全て白熱灯の色一色。
様々なネオンがきらめいているのと違って品が良い。
日本にも輸入されている紅茶のお店「Haas&Haas」
シュテファン寺院の真裏に(真横?) あるこのお店。
一歩中に入るとフルーツティーの甘い香りが店内にいっぱいに広がる。
香りだけでも癒やされる。
ドイツ騎士団の館の中庭。あらドアが四葉?
まだまだ続く路地裏散策。
一度お目にかかりたかった煙突掃除やさん。
ウィーンではちゃんとした養成学校があって
ここで燃焼理論なんていうのを学ぶらしい。
旅行記を書くにあたってもう一度この煙突掃除の本を読んでみたら
「ウィーンでは朝早く煙突掃除の人を見かけると
その日は何か良いことがある」と言われているのだそうです。
Lucky☆!

ウィーン・カフェとお店・街灯
映画「BeforeSunrise」(恋人までの距離)に出てくる
小さなカフェという意味の「KLEINES CAFE」
俳優イーサンホークがさらっとした感じで好きです。
この映画Storyそのものより二人の会話に含まれる哲学的な要素に
人生を感じて何度も観たい映画です。
ウィーンの街が舞台になっているので観光出来ます。
裏路地から更に一歩入ったところ見つけた輸入雑貨のお店。
地元の奥さまたちも沢山見えていました。
イギリスやパリのインテリアや小物、ウィーンの人も好きなのかなぁ?
疲れたらカフェで一服。
カフェ「ツェントラル」かつては芸術家のたまり場だった。
奥には見事な室内庭園が。

天井のヴォールト・大理石の丸テーブル・トーネットの曲げ木椅子が
美しく調和して醸し出すクラッシックな雰囲気が
落ち着きを感じさせてくれる。
ウィーンッ子達が何時間でもカフェで過ごすというのが分かる気がする。
蝶ネクタイのボーイさんの動きもエレガントで美しい。
私のはクリームたっぷりのアインシュペンナー。
いわゆるウィンナーコーヒー。
主人が頼んだのはマリアテレジア(コーヒーの名前です)
アレンジリキュールが入っていて甘くておいしかったです。
って、私が両方飲んでしまったのではないので、悪しからず!
いつのまにか撮っている街灯の写真。どうもこれが好きみたいで。
でも、このワンコの注意書きは何なのでしょう〜?
読めないのを良いことにこんなところにUPしているけれど
知らない方が良いかも・・?(笑)

ウィーン・ベルベデーレ宮殿
オイゲン公の夏の宮殿。ベルベデーレ宮殿にも行きました。
クリムト特別展で普段は観られない素描などにも出会えてラッキー!
ここの持ち主オイゲン公さまは
フランスの王宮であまりパッとしなかったのが
ウィーンに来てトルコ軍包囲からウィーンを守って
勝利の将軍になったという勇将なのです。
だから、こ〜〜んな立派な宮殿をお住まいにしていたのですねぇ。

ウィーン・夜のシェーンブルン宮殿
更に壮麗なのをみるべく「シェーンブルン宮殿」へ。
辺りはもう真っ暗でマリアテレジアイエローは良く判別出来ず。
広場ではクワイヤーがゴスペルを歌っていた。
シェーンブルン宮殿前の広場のクリスマス市には家族連れが多くて
親切に食べ物のことを教えて下さったり
他のクリスマス市よりも品がよいイメージ。
これは紙製品のものを売っているパピエのお店。
カードや絵本、飛び出す仕掛けの繊細な細工のものも。
チョコレートやさん。パッケージのセンスが素晴らしい!
これは色々なお味のリキュールのお店?らしい。
このままポストカードにしても良いくらいだわ!可愛い。
買いたかったけれど何にどうやって使うのかわからないので
写真だけ。
何故かこういうのが多いわ〜(笑)

ウィーン・パヴラッチェン
ツタがからまる美しい中庭。
パヴラッチェンとは中庭に面したバルコニーの事だそう。
窓から見えたのはお洋服を縫うアトリエ?のような…
上記の中庭から続いてフェーンリッヒホーフへ抜ける路。
建物の間を通り抜ける路を
“他人様(ひとさま)のお庭?大丈夫?”と懸念しながらも
沢山お散歩しました。
「おじゃまいたしました」

ウィーン・アルガルテン磁器工房
トラムに乗って少し郊外のアウガルテン磁器工房へ。
アウトレットがあるかな?なんて思っていったけれど
そのようなものは全くなし。
通常のお値段で、欲しかったCup「WienerRose」を買いました。
でも日本で買うよりず〜っとお安く買えてご機嫌♪
前回とはがらっと違うテーブルコーディネイト。
こちらはビーダーマイヤーの少しモダンな品の良い雰囲気。
素敵だわ〜。
ビーダーマイヤーはそれまでのごてっとした貴族趣味に変わる
市民文化のこと。
日常に身近なセンスの良いものを使う求められていた時代、
インテリア・ファッション・食器様々なところにそれが現れたようです。
アウガルテンにはこの名前ずばりの
「ビーダーマイヤー」というシリーズもあります。
この時代の事もっとお勉強すると面白くなりそう。

ウィーン・デーメルショーウィンドウ
おまけ。
コールマルクト(通りの名前です)にあるデーメル本店のショーウィンドウ。
いつも突飛な飾りで楽しませてくれる。
思わず笑ってしまう。だってこれお菓子なんですよ!

〜おわりに皆様へ〜

 長々しい旅行記をご覧いただきましてありがとうございました。
こうしてここに載せるにあたって今一度写真を観て、記述に間違いがあってはいけないと
オーストリア、ウィーン関連の本をひもとく内に、もう又、心が彼の地の飛んでいくのです。
多分、永遠に片思いの恋なのでしょう。
でも恋しい場所があるということ、夢を描ける街があるということはとても幸いです。
オーストリアの風光明媚な景色・ハプスブルクの育んだ文化は
これからも私の憧れをかき立ててくれ続けることと思います。
次は・・・これまでゆったりと腰を落ち着けて座ることのなかったカフェ廻り、
そして今度こそきちんと音楽を聴いてみたい。
やがていつかはロングステイをして湖の畔でお昼寝でもしてみたい。
とずっと夢の続きです。